芸術の秋というわけでもないんですが、
最近、絵画の展示会めぐりが続いてます。
先週行った国立新美術館で開かれているゴッホ展に続き(記事は
コチラ)、今日は横浜美術館で開催されている
ドガ展に行ってきました。
ドガといえばこのポスターにもなっている『エトワール』が有名ですよね。この絵が日本初公開ということで、観に行きたいと思っていたんですよ。
そこで
NHKネットクラブの懸賞に無料チケットがあったので応募したところ、見事当選!!(画像をクリックすると大きくなります)
詳細を見ずに応募してしまい、当然、開催中いつでも行けるのかと思ったら、なんと
16日の18時〜20時のみ。つまり閉館して一般のお客さんが帰った後に、招待された人だけが入れるってわけ。
平日の夜だからダンナは仕事で無理だし、横浜では都内に勤めている友達も誘えず、2名まで無料でしたがまたひとりで行ってきました。
私も一応?主婦なのでなるべく早く見て、早く帰ってきたいと思い、10分前には会場の入口に行きましたが、いやはや、すでにこの人数でディズニーランドのアトラクションを待つような行列の並び方。
いったい、何人が当たったんだ?!
ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
周りは50代〜70代の年配のカップルが大多数でしたね。
若い人は興味ないのか、NHKがわざとそういう年齢を選んだのか、
はたまたそういう年配しか応募してなかったのか・・・・
今回は音声ガイドを無料で貸し出ししてくれることになってて、
私は展示会では必ず音声ガイドを頼むので(たとえ有料でも)迷わず借りることに。
しかし、それを借りるのにまた長蛇の列。200人以上いるんじゃないかな?
並ぶのはいいんだけど、心配なのは私までその音声ガイドが残っているかってこと。
もし私の前でなくなってしまったら、最初に使っている人が出てくるまで使えないし
もうドキドキしながら待っていたら、大丈夫、まだありました(^^)
だけど、音声ガイドっていったいいくつ用意してあるんだろうね。
いつもは有料だからそう数が出るとも思えないのに、
それだけ用意がしてあるってことは、普段もかなり利用している人が多いってことか。
さて、肝心のドガ展。
思ったより人数が多く、あまりゆっくり観賞できなかったんですが
一番見たかった『エトワール』は間近でゆっくり見ることができ感激。
ポスターでも踊子の顔の陰影がすごいなって思ってたんですが
本物をみると詳細にしっかりと書いているわけでなく、
パステルのぼかしでササッって書いてるんですね。うまいなぁ〜
あと私がいたく感動したのはコレ。『綿花取引所の人々』
(ドガ展のHPから拝借しました)
日常を切り取ったようなこの絵は、誰もが絵描きの存在を気にしておらず思い思いで好きなことをしている。
耳をすますと、人々のざわめきが聞こえてきそうじゃありませんか?
まばたきをすると絵の中の人々がさっきとは違う動きをしていてもおかしくないと思わせる、一瞬を切り取ったような画風に脱帽です。
ドガの絵ってステキですが、絵のテクニックもさることながら、構図が上手だなって思います。
動きがある題材に対して、わざとその題材を一部をフレームから外すことで
躍動感を描き出した作品も多く、なるほどなーと感心しちゃいました。
例の『エトワール』にしても、主役である踊子を真ん中に置きたくなるよね、普通。
だけど、あえて右に描くことで奥行きができ、
踊り子がキャンバスの右から左へ動きだしそうな、そんな時間までも描いているのです。
私は絵を描きませんがこういう構図のテクニックって、写真を撮るときにも参考になり
こういう被写体の捉え方はとても勉強になります。
今はデジカメの精度がよくなり、誰でもキレイな写真を撮れるようになりました。
だからこそ、差がでてくるのは構図なんだと思います。
だから私はあえて一眼レフタイプのデジカメを持たず、コンパクトデジカメ使ってます。
なーんて、ただ重いカメラを持ち歩くのがイヤって理由が大きいんですけどね。
あら?最後は語ってしまいました(^^;;;
偉そうなことを言ってますが、絵画の鑑賞は何が正しいってことはないんだから
それぞれが思い思いに楽しめばそれでいいんだと思います。
お金を払ったゴッホ展より、ドガ展の方が面白かったな。NHKさん、ありがとー♪
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